幼少期
私の幼少期をご紹介させて頂きます。
1番小さい頃の記憶は、自分が赤ん坊で赤ちゃん用のベッドの上にクルクル回るおもちゃを眺めているような記憶があります。
とにかく静かでした。
深く思い返せば赤ちゃんの頃までの記憶があります。
自分の目から世界を見ているのですが、どこか映画を見ているような、不思議な感覚は今でもあります。
少年時代は、とにかく好奇心がおうせいでした。
小学生の時には、心霊、世界七不思議、動物、魚、昆虫などにとても興味をそそられていました。
昔、流行ったスプーン曲げやUFOなどには特に心が踊らされました。
実際にスプーン曲げもやってみたのですが、1度も曲げられたことはありませんでした。
しかし、自分にはなにか特別な能力が備わっているのだと漠然と思い込んでいました。
そしてある日、自転車をこいでいる時の事です。
もしかしたら目をつぶっても透視して自転車を運転できるかもしれないといきなり思いつきました。
パッと目を閉じて自転車のペダルを2、3こぎくらいしたら「ガッシャーン」といきなり大きな音と重力を感じました。
おでこのあたりにもすさまじい痛みが走りました。
なにが起こったのか理解したのは目を開けてから数秒後のことです。
なんと自転車ごと大きなドブに落ちて、頭を打っていました。
私はその瞬間に、自分には超能力は無いのだと悟りました。
しかし、いまだにその時の事を思い出すと、本当に危なかったなとヒヤヒヤします。
ゆるいカーブでそのまま直進して大きなドブに自転車ごと落ちるなんて、もっと大怪我してもおかしくありませんでした。
おでこを打つくらいで良かったと思います。
自分では特に変わった能力も感じる事はなく、ただ日々の記憶は鮮明に今でも残っています。
不思議な能力というと、わたしには3学年下の妹がいて、伊邪那美のみことから那美という文字をとって那美子という名前の妹がいます。
その妹はよく霊や座敷わらしなどを小さい時に見ることがありました。
おばあちゃんの家に泊まりに行った時も、白い着物を着た座敷わらしを見たと言い周りの大人は話していました。
私はなんのことかよくわからずに隣でグースカ寝ていたくらいです。
日々、自分の興味があることと、遊びに夢中な落ち着きのない子供だったと思います。
写真は長男の幼稚園の頃の写真です